減胎手術をすることが決まり、手術までの日々は複雑な気持ちで過ごしていました。
手術前最後の検診でも三つ子は元気に成長していました。
そしていよいよ長野県へ…。
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手術1日前に長野県入り
いよいよ、3泊4日の入院手術となりました。
私は長野からだいぶ遠方に住んでいるので、電車の時間の都合で、東京に1泊して、翌日から長野入りしました。
私が手術したのは雪の降る季節でした。
私は雪の降らない地方に住んでいるため雪に慣れておらず、どんな雪対策をすればいいのか悩みましたが、とりあえずすごく温かい服装と滑りづらい靴を履いて行きました。
長野入りした日は晴天でとても暖かく、厚着して行ったこともあり、暑いくらいでした。
お昼までに病院にきてください、ということだったので、病院の近くでご飯でも食べようと思っていたのですが、私たちが行った日が悪く周辺のお食事処はどこも閉まってました。。
googlemapで調べると、ちょっと歩いたところにつけ麺屋があり、電話したところ開いていたので、そこでなんとかお昼ご飯を食べることができました。
そしてタクシーで病院に向かいました。
入院当日のスケジュール
病院に着いて、まず窓口に向かいました。
祝日にも関わらず、患者さんがたくさん待合室にいました。
そして体重測定・血圧を測りまた窓口へ。
入院当日の1日の流れは以下の通りです。※順番は前後する場合有
①受付
②面談
③病室・看護師訪室
④超音波検査・心電図検査
⑤診察
18:00~ 夕食
21:00 消灯
まずは、こうのとり相談室でのカウンセリングでした。
女性の先生より、主人と私の2人が個室に通されました。必ず夫婦での入室が必要です。
そこで、三つ子を妊娠した経緯や、その時の気持ちなどを聞いてくださいました。
話しながら、減胎手術に対する後ろめたい気持ちや申し訳ない気持ちがこみ上げてきて涙があふれてきました。
しかし、そんな私を責めることなく受け入れてくださり、精神的にも救われました。
そして次に超音波検査・心電図検査へ。
ここでは胎児のスクリーニングやエコー検査をしました。
減胎する際、より元気な子を残すため、胎児1人1人のスクリーニングが行われました。
3人とも元気に動いている様子が見えました。その中でも1人、とても活発に踊っているように動く子がいました。スクリーニング時の3人の様子は未だに覚えています。
そこから病室等への案内があり、手術をしてくださる先生による診察がありました。
そこで始めて、根津先生にお会いすることができました。
とても穏やかで優しい雰囲気の先生でした。
ここでは診察と手術についての説明がありました。もちろんここでの説明も必ず夫婦で受けなければなりません。
緊張と不安でドキドキしていましたが、先生のお話を聞き、罪悪感をいつまでも持ち続けるよりも、全ての命に感謝し、前を向いていこうと、手術を受ける覚悟ができました。
本当に、この病院にしてよかったと、心から思いました。
入院する部屋について
その後、入院する部屋に案内してもらいました。ホテル仕様と聞いてはいましたが、部屋のキーがオートロックだったりと、本当にホテルのようでした。
主人も付き添いとしてきていたので、2人同室でした。(ツイン)付き添いが複数人になる場合は、別室も用意が可能だそうです。
そして、翌日に手術を控えていたので、この日は早めに就寝しました。
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